「バベルの塔」展
「さあ、町と塔とを建てて、その頂を天に届かせよう。そしてわれわれは名を揚げて、全地のおもてに散るのを免れよう」 (旧約聖書 – 創世記11章)
・・・と勢いよく始まった塔の建設工事ですが、神の介入により共通語を失った人類は混乱して都市建設を投げ出し､その後全地に散っていった。というバベルの塔の物語ですね。
ブリューゲル「バベルの塔」展は大阪の国立国際美術館で２０１７年７月１８日から１０月１５日まで開催されています。
余談ですが、この塔はニムロデというバビロンの王が計画したというのが関連宗教の共通認識となっています。「ニムロデ」と言う名前が「反逆」を意味することから、彼は文字通り神への反逆者と言うことになります。つまり悪魔の化身ですね。
今日の文明文化の主軸をなす宗教の目線に立てば､バベルの塔は「愚かしい悪魔の所業」と断定され筋書きが語られますが、私たち日本人の目にはニムロド王の挑戦はどのように映るのでしょうか。
バベルの塔展の詳細は下のＨＰにてご確認ください
http://babel2017.jp/
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